まずはエリアを選ぼう

引越しの第一歩となるのが引越し先エリア選び。
仮に会社の赴任だとしても、社宅や寮でなければ自分が住む場所、物件くらいは選ぶことができるはずです。
では、どのようにして引越し先の物件は選べばいいのでしょうか。

 

物件を決める5大要素を覚える

「渋谷って格好いいよね」
「池袋に住めば夜も楽しそう」
「新橋周辺は飲み屋もたくさんあるから、会社帰りの楽しみが増えそうだな」
などと、物件選びを安易に考えてはいないでしょうか。
引越しは時間と費用がかかるので、失敗は許されません。
確かに池袋に住めば夜も楽しいでしょう。しかし、会社帰りに毎夜出歩く体力はあるでしょうか。
自宅の近くにスーパーがなければ、日々の買い物はどこで済ませるのでしょうか。夜が楽しいということは、同時に治安も悪くなるのはご存知でしょうか。
このように、良い面があれば、悪い影となる面も同時に持ち合わせているのが常です。
その二つを天秤にのせて、どちらをとるかは自分次第となることは覚えておいてください。

 

物件選びに覚えておいてほしいのが「5つの要素」です。
この5つの要素が揃った物件というのは、往々にしておすすめとなりますので、しっかりと把握しておきましょう。

 

1、駅が近い

車通勤であれば、この要素は重要視されませんが、多くの方は電車通勤となりますね。
その上で、徒歩圏内に駅があることが最重要項目の一つとなります。
しかし、上記で説明したように、何事もメリットとデメリットがあります。駅が近い物件のデメリットは「家賃が高い」ことですね。
特に首都圏では、駅まで徒歩5分から10分圏内だと家賃が跳ね上がる傾向にあります。
人によって歩幅や歩くスピードも異なりますので、実際歩いてみて、時間を計る必要があります。ただ徒歩10分以上だと、想像しているよりもかなりきついです。

 

2、会社までドアtoドアで何分か

せっかく引越しをするのだから、少しでも通勤の負担を減らすべく、会社の近くに住みたいところですね。
あまりに近すぎると、プライベートが充実しなかったり、ついつい残業をしてしまいますので匙加減は必要です。
会社までの所要時間は「電車に何分乗るか」ではなく、「自宅の玄関から会社の玄関までの所要時間」で表す『ドアtoドア(ドアからドアまで)』が一般的な計算方法です。
注意して欲しいのは、新卒の方です。
いわゆる新社会人として引越しする方ですね。
学生のときの緩い環境に慣れてしまっている方は、「1時間くらいは読書で暇を潰せる」、「座れれば何時間でも大丈夫」と考えがち。
学生の多くは講義の時間は社会人の定時よりも遅めですし、時間割を自分で組み立てたりすることもできます。
「寝坊したから1限目は欠席しよう」ということもできますね。
しかし、社会人になると、環境が打って変わります。通勤時間帯は毎朝ラッシュアワー。仮に電車を待っても始発でないかぎり座れることはありません。
一分でも遅刻したら先輩上司から叱咤されることでしょう。
少しでも通勤ラッシュによる精神的ストレスと疲労を軽減したければ、乗車時間を短くするほかありません。

 

3、充実した公共施設

ここで言う公共施設とは『市(区)役所、病院、銀行、スーパー』です。家庭持ちであれば、さらに『教育機関(幼稚園や学校、塾など)』も重要ですね。
意外と見落としてしまうのが市(区)役所です。土日は窓口が閉まっていますので、各種の手続きは会社の場合半休(有休)を取らなければなりません。
市(区)役所は往々にしてバスで乗り継いだりと、いささかアクセスに不便な立地が多いので、予め場所やアクセス方法を把握しておく必要があります。
覚えておいてほしいのは、一人暮らしの場合、各種手続きはすべて自分で行わなければならないということです。
住民票の届出や印鑑登録、各種書類の発行など、状況に応じて何かと役所には厄介になることとなります。

 

4、治安の良し悪し

最初に説明したように、渋谷や池袋といった、若者が多く蔓延る場所というのは往々にして治安が悪くなります。
一人暮らしのとき、何かトラブルがあったら誰も助けてはくれません。また、家庭を持っている方は、小さなお子さんを夜歩かせることもできませんね。
人が集まるところ、娯楽施設が多いところというのは、このように治安が悪くなる傾向にあります。
一人暮らしの方は、夜遊びができるか否かも物件選びに重要かと存じますが、警察24時などで取り上げられているような危険地帯はなるべく避けるのが無難でしょう。

 

5、コンビニの重要性を知ろう

「自分は自炊するからコンビニのお世話にはならないよ」
「近くにスーパーがあるからコンビニは必要ない」
と考えている方は、必ず後悔することになります。
自炊派の人も、毎日仕事で疲れて帰ってくると、自炊する気力もなくなってしまいます。
また、スーパーだと客で込んでいて、レジ待ちの時間も惜しいと考えるようになります。
そこで心強い味方となるのがコンビニなのです。
列をつくるほど客もいませんし、あらかたの日用雑貨はすべて揃っています。
最近では玉ねぎ、ニンジン、肉類といった定番の食材も並んでいますので、スーパーで買い忘れた際にも重宝することは間違いありません。

 

エリア選びを間違えてしまうと、日常生活に支障をきたしてしまいます。
より充実した新生活をおくるためにも、上記の5つ事項は必ず確認するようにしましょう。